福岡ツアー⑤ 西鉄特急車両

つか信州

2012年12月09日 10:16

 福岡ツアーの話を続けていますが、前回の記事を書くとき、写真データの整理をしていたら「6050形」の写真がないことに気づいた。そこで、前回の記事にあのようにまとめました。いままでは、一般型車両の紹介で退屈していました。今回からは、優等列車の車両の紹介です。今回は、西日本鉄道(以下、西鉄)の優等列車の車両です。JR九州鹿児島本線の快速列車と対抗し、地元福岡では、「急行電車」として親しまれています。福岡(天神)から久留米、大牟田までの手軽な足です。では、行きます。
 こちらは、西鉄8000形です。1989年(平成元年)に登場しました。今はなき2000形の置き換え用です。2扉の転換クロスシート車です。先頭車の窓のうち、運転室寄りの窓は大きくなっており、特別席みたいです。かつての「クロ151」の再来と思いました。(注、クロ151とは、特急「こだま」に使われていた151系のパーラーカーの形式です。151系はモーターの取替えなどの足回りの強化を行い、181系になりました。私はパーラーカーの走っていたときはまだ生まれていません。現在43歳ですから。写真でしか見ていません。)運賃のみで乗れる車両です。天神と大牟田までの特急に使われています。主にラッシュ時以外の特急に使われています。






























 こちらは、西鉄3000形です。2006年(平成18年)に登場しました。現在首都圏以外で主流の3扉転換クロスシート車です。元々は、現在、貝塚線で走っている600形の置き換え用に登場しました。また、前述の2000形の置き換えにも登場しました。現在は、天神と花畑(西鉄久留米の一つ大牟田寄りの駅)までの急行の運用を中心に、ラッシュ時などには天神と大牟田までの特急にも使われています。





























 いまや伝説となった、お星様になった2000形ですが、凄い話をします。2000形は、「仮面ライダー」というあだ名がつけられました。かつて、私鉄の鉄道車両には様々なあだ名がつけられました。どちらかというと、今は亡き、西武5000系に似ていた印象がありました。もう一つ、クリスマスラッピングをつけた2000形は翌年廃車になるというジンクスがありました。もしかしたら、クリスマスラッピングは、「死化粧」との噂もあったかもしれません。
 転換クロスシート車を運賃のみで乗れる路線は羨ましいです。次回は、JR九州の優等列車を採り上げます。では、また。

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