信州発大阪行き高速バス運行開始30年②

つか信州

2019年12月12日 09:10

 前回に引き続き、信州発大阪行き高速バス運行開始30周年を書きます。今回は、アルペン松本号です。30年間、波乱万丈の歴史があります。では、いきます。
 1989年12月22日 松本電鉄と阪急バスが昼行便2往復で運行を開始しました。車両は、両社とも三菱ふそうエアロクイーンM(通称、パンダエアロ)でした。内装は、松電が4列シート、阪急が4列、3列混ざったシートでした。午前便は、相方、午後便は地元の会社が担当しました。
 1990年12月 ハイランドエクスプレスカラーになりました。
 いつか忘れましたが、阪急も4列シートに統一されました。そのとき、同じ三菱ふそうエアロクイーンでしたが、西日本車体工業、通称、西工ボディになりました。
 車両が三菱ふそうエアロクイーン1になりました。
 2010年7月16日 念願の夜行便を始めました。京都駅前にも止まります。当時は、烏丸口の京都新阪急ホテル前でしたが、現在は、他社と同じ八条口に止まっています。車両はアルピコハイランドバスの中古車でした。
 2011年 夜行便が新車のいすゞガーラになりました。
 2013年7月25日 全便がアルピコ交通の運行になりました。そのため、阪急バスからのアルピコ交通に車両が貸し出されました。昼行用が日野セレガ(現行型)、夜行用が三菱ふそうエアロクイーン1でした。その後、返却されたのでしょうか。
 2015年4月1日 阪急バスが運行に復帰します。余談ですが、長野号と諏訪号はアルピコ単独運行、伊那号は阪急観光バスとの共同運行になります。アルピコと阪急観光は大阪市に車庫があるため「なにわ」ナンバーです。
 2019年7月1日 夜行便のみユニバーサルスタジオジャパン(USJ)(ユニバ)発着になりました。
 車両は、昼行用が汎用性の高い4列シート車、夜行用がゆったり寝られる独立3列シート車を使って慰安す。昼用、夜用と使い分けている、アルペン松本号の現在の車両を紹介します。
 こちらは、アルピコ交通(松電)の三菱ふそうエアロエース、12014号車、松本200かです。4列シート車です。名古屋線と共通仕様でしょうか。






















 こちらは、アルピコ交通(松電)の日野セレガ、16040号車、松本200か1092です。独立3列シート車です。






















 アルペン松本号の歴史を紹介しました。では、また。

関連記事