下之郷・新村・須坂①

つか信州

2022年05月10日 11:21

 私は、大病を患いました。今回は、リハビリテーションを兼ね、須坂市の長電須坂駅と小布施町の栗菓子店巡りをしました。今回は、須坂だけでなく、私鉄の車庫の駅の車両を紹介します。下之郷は、1986年の電圧1500ボルト昇圧の際、上田原から移転をしました。ほかの車両基地に比較してシンプルな構造になっています。新村は、大きめの車両基地になっています。須坂は、長電の車両数が多いため、広い車両基地になっています。(47両)
 こちらは、上田電鉄6000系「さなだどりーむ号」です。7200系の取り換え用に登場しました。東急1000系(後述)の中間車に運転台を付けた車両です。そのため、形式を6000系と区別をしています。デザインは、赤備え(真田家の甲冑のイメージ)をベースにしています。貫通路が、1000系と違い、真ん中に設けられています。




























 こちらは、上田電鉄1000系「まるまどりーむ号Mimaki」です。昇圧前の塗装と、伝説のモハ5250形「丸窓電車」をイメージした車両です。ミマキエンジニアリングがスポンサーになっています。1000系は、東急電鉄から譲渡された車両です。1000系は、全編成デザインが異なります。1001は東急時代と同じ、銀色に赤い線、1002はレイラインにちなみ、「れいんどりーむ号」(旧・自然と友だち1号)、1003は故・原田泰治さんがデザインした「自然と友だち号」、1004は「まるまどりーむMimaki」です。




























 こちらは、アルピコ交通20100形です。3000形の取り換え用に登場しました。東武鉄道20000系の中間車に運転台を付けた車両です。4年かけて4編成すべてこれにする予定です。なんと、普通の集電用のパンタグラフは、クハ(モーターなし)についていて、モハ(モーターあり)のパンタグラフは、霜取り用のパンタグラフです。個人的には、モハ10形のリバイバル塗装も1編成ほしいです。前ではアルピコカラー、横はステンレスの銀に青い線が入っています。




























 こちらは、長野電鉄3000系です。3500系・3600系の取り換え用に登場しました。前では、アルミニウムの銀に銀色の帯の部分を赤にしたデザインです。(手抜きかよ。)奇しくも本家の営団地下鉄(現在の東京メトロ)時代に3000系(長電では3500系・3600系)から03系(長電では3000系)への取り替えのシーンが再現されました。ややっこしいな。2022年に5編成が揃いました。これにより、3500系・3600系の定期運行はなくなりました。




























 時代は繰り返すか。かつて、信州の一般私鉄(第三セクター私鉄以外の私鉄のこと)で、東急初代5000系が揃った時代がありました。今回は、東京メトロ日比谷線で走っていた車両が信州の一般私鉄に揃いました。末永く活躍してほしいです。では、また。

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