信州のセレガーラとエアロエース 東京行編④
連載ネタ、「信州のセレガーラとエアロエース」、今回は、アルピコ交通(諏訪バス)です。アルピコ交通の中で、4列シートのセレガとエアロエース両方を唯一所有しています。そのために、新宿高速バスターミナルに唯一、ハイランドエクスプレスカラーのエアロエースがやってきます。また、諏訪地区と無縁の飯田発新宿行きの高速バスも担当しています。これは、いまから27年前の飯田・伊那線(この話は前回の私のブログ参照)の開設のさい、中間事業者の問題の名残りです。一方、諏訪線独自の問題は、国鉄バス(現在のJRバス関東)が、ダブルトラックで開設しようとする問題が起きました。当初は、新宿から中央道茅野止まりという、変則的なスタートでした。1987年6月、ようやく、JR東日本バス(現在のJRバス関東)も混ぜた共同運行で本格開業しました。JRバスの参入で大変なことが起きました。なんと、中央高速バスにトイレが付くようになりました。JRバス以外には当時はトイレがなかったのです。これは、大きな進歩です。では、本題にいきます。
こちらは、アルピコ交通(諏訪バス)のセレガです。松電や川バスのセレガと同じ仕様です。松電や川バスよりは地味な存在です。なお、諏訪バスは信南交通と同じ、担当車制になっています。もちろん、大阪線にも使われています。
こちらは、諏訪バスのエアロエースです。アルピコ交通唯一の4列シートのエアロエースです。個人的には、松電(本社)にもエアロエースがほしいです。諏訪バスが羨ましい。
いかがでしたか。諏訪線は、中央高速バスのなかでは、地味な存在です。しかし、諏訪地区と東京を結ぶ足として、手軽な東京行きの足として親しまれています。次回は、千曲バスです。では、また。
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