東北大震災から5年

つか信州

2016年03月11日 12:50

 2011年3月11日14時46分、宮城県の三陸沖を震源地にした地震が起きた。東北地方太平洋沖地震、通称「東日本大震災」(私は、絶対東北大震災だ。(怒)現在でも、宮城、福島、岩手の3県の取材を続けているからだし。)あれから、5年。もし、東京電力の福島原子力発電所の爆発事故がなければ、これで終わったはずだった。しかし、原発事故という、人災があったため、まだまだ、このニュースは続いている。ここで書くと、炎上必死だが、敢えて書きます。実は、東電は、新潟県の中越沖(柏崎)の地震を踏まえ、福島でも対策を施していた。実際も悲惨だが、もし、柏崎の事例をフィードバックしていなければ、もっと悲惨なことになっていた。以前、書いたが、東北電力の女川原発を何のトラブルもなく、止めることが出来たのは、本町(東北電力の本店所在地)に帰れないという、使命感があったためだと思います。東電の場合、福島、柏崎ともに東北電力のエリアであり、内幸町(東電の本店所在地)に、逃げられると思われていたのかもしれない。つまり、原発の立地地域と電力会社の営業地域が一致することが逃げ道をなくす、経営陣を覚悟させることが出来ることかもしれません。仮に、茨城県に東電の原発があれば、もっと、安全対策を施していたかもしれません。幸い、信州には、原発を作れない土地柄だったこと、海がないため、津波が100%来ない立地が幸いです。最も、地震は来ますが。今日は、東北に鎮魂の祈りをします。今回は、写真はなしです。では、また。

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