2020年05月28日

信州鉄道博物館?③

 「信州鉄道博物館?」を続けます。普通列車(鈍行)、急行列車の車両ときましたこの記事、次は、特急車両の紹介です。信州発の最初の特別急行列車は、大阪から直江津を経由し、東京の上野まで行く「白鳥」(通称、信越白鳥)でした。キハ80系気動車を使った列車です。今回は、信州の特別急行列車の車両を紹介します。では、行きます。
 こちらは、日本国有鉄道(国鉄)のキハ80系特急形気動車です。この先頭車は、1961年から製造されました。6両編成がベースになっています。信州では、まず、「白鳥」で運行を開始しました。その後、順調に乗客が増えました。そこで、俗にいう、「信越白鳥」を独立させ、新たに「はくたか」を名乗り、金沢から直江津を経由して長野に行き、東京の上野まで行く列車になりました。白鳥時代、食堂車が2両連結をしていたため、食べ比べをした強者もいたとか。しかし、北陸本線の全線電化に伴い、電車化しましたが、碓氷峠を越えられないことから上越線経由になりました。
信州鉄道博物館?③




























 こちらは、日本国有鉄道(国鉄)の181系特急形直流電車です。伝説のこだま型特急電車の末裔です。上越線、北陸本線、東北本線に特別急行列車が走るようになると、次は、信越本線、中央本線(中央東線)にも特別急行列車の運行の要望が出てきます。そこで、1966年から運行が開始されました。長野から東京の上野までを「あさま」、松本から東京の新宿までを「あずさ」として運行されました。「あずさ」は、東京の上野発新潟行の「とき」と共通運用でした。食堂車も連結されました。「あずさ」の食堂車、利用したかったですね。一方、「あさま」は、あの碓氷峠を越えなければならなかったため、編成が8両に制限をされました。そのため、食堂車の連結がありませんでした。勿論、両列車とも電車特急のため、速くて快適と人気列車になりました。
信州鉄道博物館?③





















 初期の国鉄形特急車両は、普通車の座席はリクライニングをしませんでした。しかし、食堂車があり、一回、乗ってみたかったです。「信州鉄道博物館?」は、まだまだ続きます。では、また。



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Posted by つか信州 at 15:25│Comments(0)鉄道
 
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