2020年05月30日

信州鉄道博物館?⑤

 「信州鉄道博物館?」を続けます。今回は、国鉄特急第2世代の話です。181系電車は、酷使がたたり、故障が相次ぎます。上越線での使用車両は凄まじい状態でした。また、信越線では、8両編成のため、需要に供給が追い付かなくなります。一方、信越線を走っていた急行「白山」を特急に格上げし、電車化を進めることになりました。今回は、特急第2世代の車両です。では、行きます。
 こちらは、日本国有鉄道の183系特急形直流電車です。こちらは、1000番台です。先頭に貫通扉のある183系0番台と違い、貫通扉がありません。そして、雪切室があります。まず、上越特急「とき」から使用が開始されます。その後、上越新幹線の開業後、「あずさ」に使用されるようになります。写真はありませんが、189系があります。この183系1000番台に碓氷峠協調運転装置を付けた車両です。1975年に登場しました。「あさま」「あずさ」に使用されました。当初は、10両編成でしたが、のちに12両編成になります。「あさま」の輸送力が大幅にアップし、協調運転の威力をまざまざと見せつけました。私のデジカメの写真のストックに国鉄色の「あさま」の写真がありませんでした。
信州鉄道博物館?⑤




























 こちらは、日本国有鉄道の489系特急形交直流電車です。1971年に登場しました。特急「白山」は、1972年から登場しました。489系電車は、485系に碓氷峠協調運転装置を追加した車両です。これにより、信越線にやっと、12両編成の特急列車が運転されるようになりました。もちろん、食堂車も連結されていました。そして、長野経由の北陸特急が復活しました。
信州鉄道博物館?⑤





















 信州の国鉄特急列車の車両を3回にわたって紹介しました。「信州鉄道博物館?」は、まだまだ続きます。では、また。



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Posted by つか信州 at 09:00│Comments(0)鉄道
 
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