2020年11月06日

イトーヨーカドーの残像

 過去にあった商業施設の現在をたどる「残像シリーズ」。今回は、イトーヨーカドーの残像です。イトーヨーカドーが、長野県に進出したのは、1977年でした。第1号店は、旧上田店でした。翌1978年、松本市に松本店、長野市に長野店が開店をしました。その後、いくつか店を開店させました。しかし、時代の波にのまれて、現在は、上田市と松本市にのみ、店舗が健在です。長野店は、今年の6月に閉店をしました。では、行きます。
 こちらは、アルピコプラザです。松本店は、1978年に開店をしました。松本市初の総合スーパーのため、大賑わいでした。食品売場は、当初、松電ストア(現在はデリシア)が担当をしました。その後、南松本店が開店したため、エスパ松本店に変わりました。別名、高級なイトーヨーカドーです。さらに、アリオ松本に衣替えをしました。しかし、売上が低迷したため、2017年に閉店をしました。現在は、アルピコグループのアルピコプラザになっています。アルピコプラザになってからは、デリシアが復活し、衣料品は、しまむらグループの店舗が入るようになりました。松本バスターミナルの中なので、もっと、賑わってもいいと思います。
イトーヨーカドーの残像





















 こちらは、上田駅前駐車場です。初代上田店は、1977年に長野県出店第1号店として開店をしました。翌年開店した松本店や長野店とは、多くの違いがあります。
1、建物設置者が、他2店が私鉄なのにヨーカ堂の自社物件であること。
2、食品売場が、最初からヨーカドーの直営であること。他2店は、松電ストア、ヨークマツヤでした。(現在は、両方ともデリシア)
3、閉店の理由が、店舗移転であること。他2店は、売上低迷が理由。松本店は、店舗統合した。
 2011年、2代目上田店のある、アリオ上田の開店に伴い、閉店をしました。アリオは、イトーヨーカドーとイオンモールを合わせたような店です。モール型ショッピングセンターがない長野市からもたくさんの方が週末にいらっしゃっています。
イトーヨーカドーの残像





















 こちらは、ウィングロードです。塩尻店は、1993年に開店をしました。しかし、売上低迷のため、2010年に閉店をしました。同居している、デリシアは、現在も健在です。その後、衣料スーパーとして、オギノが開店をしました。
イトーヨーカドーの残像





















 こちらは、ララオカヤです。岡谷店は、1984年に開店をしました。しかし、郊外にビアアピタ岡谷(現在のレイクウォーク岡谷)が開店をしたため、売上が低迷をしました。結局、2001年に閉店をしました。最終的には、来年度で建物を解体する予定です。
イトーヨーカドーの残像





















 イトーヨーカドーは、現在は、上田市と松本市に健在です。では、また。



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Posted by つか信州 at 11:55│Comments(0)小売店
 
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